物件選びって何に重点を置くといいの?
収納の多さとその形は最重要!
まずは自分の荷物がどれほどあるかを把握します。その上で、物件にはどれくらいの収納があるかを確認しましょう。収納スペースが現在の住居よりも少ない物件では、新しく棚やタンスなどの家具を購入する必要があるかもしれません。
また、収納スペースの形状も確認すると良いでしょう。普段から自分が使う家具、普段は片づけておく家電のサイズが収納と合っていない場合、どこに置くかを考えなくてはなりません。
ウォークインクローゼットであるか押入れであるか、扉の開き方もポイントです。スライド式であれば部屋の広さをすべて利用することができますが、ドアなどであれば、開く分のスペースを確保しなくてはなりません。物件を見に行く際は家具が置いていないため、実際に入居した後には「思ったよりも狭い」と思うことがあり注意が必要です。

その他、見ておくと便利なこと
料理をする場合、キッチンの作業スペースも重要です。特に一人暮らし用の物件の場合、キッチンはあまり広くないことが多くあります。収納の多さにも関係しますが、キッチンの棚からあふれた小さな家電や鍋、調味料などが作業スペースに置かれることもあります。洗い物をした後の水切り籠を置けるか、料理中の作業スペースを確保できるか、こちらも自分の荷物の量を把握したうえでシミュレーションが必要でしょう。
また、玄関ドアや廊下の幅、曲がり角がある場合はその幅なども重要です。玄関は通過したものの廊下やリビングに家具が入らない、などということもあり得るため、家具のサイズと物件の幅が見合っているものかをきちんと把握しなくてはなりません。